息子の成長を通して、親の役割を考える

長男は野球部に入っています。

1年生大会が始まりました! ポジションはキャッチャー。

そして、キャプテンも任されました。

緊張気味な顔をした息子を、会場に送っていきます。

 

「大丈夫?」

「うん・・・・・」

思春期の息子は多くを語りません。

 

大丈夫かな?お腹すいてないかな?おにぎり足りるかな?

寒くないかな?忘れ物ないかな?・・・・・

と、いろいろ心配はしません。 ^^;

息子のほうが、

「今日、お茶当番だよ。忘れ物しないでよ!」

と言ってくれます -v-;

学校の三者面談で、担任の先生と話した時。ひとつだけ質問しました。

「親として、何か息子のためにやった方が良いことはありますか?」

「お母さんが忙しいほうが、彼はいいみたいですよ。自分で考えて行動しています。」

こんな返答をいただきました。 感謝 。 私は、お家のことと、自分のことに集中しよう!

長男は、ひとりめの子ども。右も左も分からないとは、まさに、長男の子育て中の私。

ただただ必死でした。親に、義父母に、兄弟に、友人に、先輩に、多くの人に支えられ、ここまで来ました。

そんなことを、ふと思い出し、またまた感謝。

 

もともと視野が広くない私は、3人の子育てを丁寧にできません。

忘れ物も多いし、手紙の確認も遅い。それでも、美味しいご飯を一緒に食べて、一緒に笑うことはできる。

自分にできることを伸ばそう!と、親として改めて決意しました。

子どもの育ちを見守ろう。 失敗したとき、くじけた時は、寄り添おう。子どもの言い分を良く聞こう。

できないことを、悩んでも、なんだかつまらないです。

できることを見つけて、自分で認める&褒める、なんだか楽しいです。

 

庭の手入れ、畑、お裁縫、細かい作業・・・・・苦手なことはたくさんあるけれど、それも私。

お料理、歌と踊り、食べる、寝る、遊ぶ・・・・・得意なことがたくさんあるのも、私。

そう思えるようになったのは、母親歴10年目あたりから。 気が付いて良かった。

試合中の息子。

 

聞いたことのない声

見たことのない顔

 

後ろ姿が頼もしい。

こちらを見たのは、1度だけ。

 

もう、親のできることは少ないな。

頑張れ!ただただ、そう祈って応援をしました。

 

帰宅後

「おめでとう!カッコ良かった!」 それだけ言う。

「ありがとう!今日の試合・・・・・。」

ぽつぽつと話し始める息子。

「今日の晩御飯何?」 定番の質問。

会話を終えた息子。ユニホームを自分で洗う。

次は父親を呼んで、2人で将棋を指し始める。

 

自分らしく過ごし、自分らしく成長していってくれ。

いつまでも、いくらでも応援しているから。 

 

「子の姿 子の成長に 顧みる 支えてくれた 人の多さよ」