全力ダッシュの新生児看護学講義

看護専門学校の講義、最終回です ^-^

最終回と言っても、来週もあるのですが、来週は学生さんのご要望と私の欲望のコラボレーション♪

骨盤ケア教室を開催します♪

だから、講義は今日で最後です。

最後のテーマは『新生児の生理』です。

生後0~28日未満までの赤ちゃんが新生児です。

胎盤がやってくれていた機能を、自分の力でやり始めます。

胎児循環と新生児循環の違い。

生理的に体重が減少し、生理的に黄疸になります。

体温管理がめっちゃ大事!低血糖もめっちゃ大事!

こんなことを、いつも以上の早口でまくしたてます (;´▽`A``ゴメンネ

来週、講義できないから!

 

新生児の看護について話す時、とても大切にしていること。

『赤ちゃんの尊厳を守ること』です。

 

赤ちゃんは、日本語を話しませんし、思うように体を動かせません。

なので、弱い生き物として見られがちです。

昔、看護学実習指導についていた時、病棟にいる赤ちゃんをみて、

「かわいい~♡」と言ってすべての赤ちゃんのほっぺたをツンツンして回る学生さんがいました。

もし、大人の大部屋で、男性患者さんが6人いたとき。

同じことができますか?

赤ちゃんを沐浴する時、声をかけますか?何も言わずに服を脱がせることもありますか?

大人の清拭はどうですか?体調を聞いて、声をかけて、プライバシーに配慮しながら、タオルの温度を聞きながら、体を拭きませんか?

ちょっとしたこと。でもとても大事なこと。

赤ちゃんも、大事な命。大切なひとりの人間。

いきなり裸にされたらビックリです。

 

ひとを、命を、大切に思うひとのケアって、温かいですよ^^ 自然と声かけもやさしくなります。

看護師として、就職すると、本当に忙しくて、いろんなことを忘れてしまいます。

でも、学生のうちに、子どもの尊厳について考えて欲しくてお伝えしています。

 

♪ みみずだって おけらだって あめんぼだって

  みんなみんな 生きているんだ 友達なんだ ♪

 

この写真、学生さんに頼んで撮影してもらいました!

明日は、看護協会の新人助産師研修で、先輩助産師としての講演をしに静岡に行ってきます^-^

開業助産師でも、こんな仕事しています~!っていう紹介用の写真です^-^

本当はもっと怖い顔で講義しています(`(エ)´)ノ_

なんちゃって。そのまんまの私です。

 

教員として一番大切にしていることは、

私自身が看護の仕事が大好きっ (*´∇`*) ってことを全身で表現すること☆

自分一人でできないことはたくさんあります。

妊娠出産がまさにそう。

看護もそうなんです。誰かがいて、自分がいて、初めて看護ができるのです。

 

『 ケアってね 受けてもらって ケアになる 』