発達支援コーチ受講

発達支援コーチ初級コースin豊橋 を受講してきました。

原始反射や感覚のお話を通して、ひととしての発達を支援する方法を学びます。

 

赤ちゃん発達応援セミナーの講師を担当し始めてから、

ひとの感覚について勉強してきました。

そして今回豊橋のセミナーを受けてから、ひとの動き・心の発達において

感覚を育てることがどれだけ大事かを認識しました。

 

以前、同じような内容を学んだ時の話です。

セミナーの翌日にご来院されたお子さんに、学んだエクササイズを

一緒に行いました。

その時、縄跳びを後ろにしか跳べなかった子が、

その場で前跳びができるようになりました。

あまりの変化の様子に驚き、今回の豊橋受講に至ったわけです。

 

原始反射の話を聞いていると、

「あのお客さんがいつまでも痩せないのはこれかもしれない。」

「あの子には、このエクササイズが効きそう。」

「あの人の慢性的な痛みも、もしかしたらこれかも・・・」

と、当院のクライアントの方々のお顔が浮かびました。

何が嬉しいって・・・その浮かんだ方たちが全員、次の週にご予約が入っていたことです。

inputからoutputをできるだけ早くしたい私。

クライアントさんにケアを提供できるチャンスがすぐに来ました。

神様、本当にありがとう。

 

猫背の方は、いい姿勢に♪

慢性的な痛みの方は、体の癖が改善しました♪

お尻を小さくしたい方は・・・今後が楽しみです。

 

感覚ですが、分かりやすいのは5感です。

味覚・触覚・嗅覚・聴覚・視覚(視知覚)です。

でも、ひとの動きに大事なのは

固有覚・前庭覚・触覚です。

 

固有覚は筋肉の緊張や関節の角度を感じる感覚です。

目をつぶって、左の肘をタッチしてみてください。

できましたか?

なぜにできましたか? そこら辺に肘があって、

体をどう動かせば触れるか・・・

この感覚を、今までの人生で獲得してきたからです。

 

前庭覚は、重力に対して自分の姿勢を感じる感覚です。

車に乗せてもらったときに、目を閉じます。

走り始め、ブレーキをかけたとき、上り坂?下り坂?

全部見ていなくても分かりますか?

なぜ分かりますか?

筋肉や姿勢の緊張や安定性を、今までの人生で獲得したからです。

 

触覚は、自分とものを区別できるために必要な感覚です。

誰かに指先でツンツンされたとき、どんな感情を抱きますか?

掌で優しくタッチされたときは?

触覚は、情緒や思考に影響する感覚です。

 

ちょっと難しいのですが、

とぉぉぉぉーーーーーーーっても大事な感覚なんです。

 

悩みに悩み、これを・・・・

「子どもの心を育てるセミナー」でお話ししてみようと思います。

 

絶対に難しい・・・でも、絶対に大事。

少なくとも、私はこういう感覚があると、中学校で教えてほしかった!

と思いました。

そしたら、体の使い方、陸上競技の練習の仕方を変えていたと思います。

 

これらの感覚は、統合される必要があります。

重力に対して、適切な姿勢と緊張と心もちで付き合える必要があります。

しかし、感覚が過剰になったり、鈍麻になったりして、

体の使い方がうまくいかない子どもが増えています。

子どもが育つ環境を見直す必要があります。

昔ながらの子育てに、たくさんのヒントがあります。

 

子どもは勇気ある挑戦者です。

日々、発達したくて挑戦をくりかえしています。

そんな子どもたちを、応援しませんか?

 

関わり方をちょっと変えるだけで、子どもたちは変わります。

子どもにかかわる人たちが変わるだけでも、子どもは変わります。

 

そう、まずは私が発達します♪

 

今迄から、内容を刷新した「子どもの心を育てるセミナー」

どうぞ、お楽しみに♪

 

『 いつまでも いくつになっても 発達します 』