トコちゃんの骨盤ケア教室を開催しました＾＾
骨盤ケアの基本 骨盤ベルトの使い方を学べる
妊娠中のスタンダードな教室です
２年前にも 同じようなブログを書きましたが
何度でも伝えたくて また書きます＾－＾
このブログの内容は この教室で毎回毎回
参加者の方に お伝えしている内容です
当院で一番お客さんが多いのは、赤ちゃん教室です。
子育て中に、泣く・寝ない・むきぐせ・発達が気になる・・・
などでご参加いただいていますが、
妊娠中から、体のケアをしている方は、産後の子育て全般的に
悩みが少ない傾向にあります（当院比）
体のケアは、何も施術を受けなきゃいけない訳でなく、
体操や日常生活の過ごし方を含めたセルフケアでいいのです。
まるまる育児には、「おひなまき」や「マイピーロ(首枕)」や「スリング」や「まるい寝床」
の使用を勧めています。
できれば・・・これらが、子どもに与えてくれるものを、
妊娠中から、子どもに与えて欲しいんです。
妊娠中の10か月の過ごし方は、生まれた子どもの1年間に大きな影響を与えます。
子どもの１年間は、３歳までの人生を、
３歳までの生活は、８歳までの人生を、
８歳までの生活は、一生の生活に影響を与えます。
こんな研究結果が、ＮＨＫで発表されていました。
「子どもの経済力は、子どもの人生のどのタイミングに投資をすると、あがるか？」
という研究です。
経済力とは、単純に稼ぐ力です。
いい学歴とか、ＩＱではありません。
知力・判断力・行動力が必要なことだと私は捉えています。
皆さんは、どう考えますか？
１歳まで？ 小学校まで？
答えは、
『妊娠期』です。
子どもが胎児として子宮の中にいる間に、母体ができるだけいい状態でいることが
その子の将来の経済力に影響する！ということです。
ごもっともです。
そのために、助産院大地を開業しました。
妊娠期の支援こそ重要だ！と考えたからです。
妊娠中の骨盤ケアを、「骨盤ベルトの使用」と思う方もいますが、
それだけで通用したのは10年以上前までです。
子宮環境をよくお鍋に例えて話をします。
骨盤底筋が「なべ底」：底が抜けたら子宮は下がります。
肋骨含め呼吸筋が「鍋蓋」：呼吸の動きが固いと
子宮が上にあがれず、前にせり出す か 小さめ か
子宮の位置が下になります。
子宮を包む腹筋が「鍋の寸胴」です。
寸胴まわりの力が弱いと、
子どもが横たわるように子宮に入っていたり、
逆子が改善しにくかったり、
歩くのがおっくうになるくらい、妊娠中の動きにくさが出たりします。
このうち。子どもの発達に大きく影響すると、
わ・た・し・が！考えているのは、
鍋蓋と寸胴 です。
もちろん、なべ底を軽視しているわけではありません。
背骨の土台となる部分なため、十分なケアは必要です。
しかし、現代の妊婦さんの体をケアしていると、
呼吸にかかわる器官のケアと、お腹周りのケアが欠かせないし、
そこをやらない限り、子宮内環境の改善が難しいのです。
私が妊婦さんの施術でやることは、
①呼吸の質を高めること
②子宮の中にいるときから
子どもが「おひなまき」や「スリング」に入った状態になってもらうこと
③骨盤を整えること（使える体になること）
この３つです。
妊婦さんにお願いしたいことは
①体を整え、それを維持すること(悪化を最小限にする）
②生活の中で動くこと
③妊娠生活を楽しむこと
この３つです。
妊娠中の体づくりを大切にしてほしいんです。
子どもは勝手に育つなんて、
３０年以上前の話です。
車に乗り、ネットで買い物をし、ベッドで寝て、洋式トイレを使う。
掃除で汗をかきますか？ 洗濯ものを干すときは？
階段を３階以上 のぼったのはいつですか？
３０分以上運動したのはいつ？
日常生活が楽になった以上
体のケアは必須です
上の写真を見て 感じること 思うことはないですか？
妊娠中に、自分の体に手をかけておくことが、
子どもの健やかな成長を支え
産後の体力や精神力をどれだけ支えるか・・・
いい体でいましょう＾＾
お産がゴールじゃないんです
うちのお客さんたちに、切に願うことがあります。
死ぬまで、自分の足でトイレに行きませんか？
一生介護されない体を作りませんか？
不便な生活（映画トトロの中の、さつきとめいの生活）の中に、
皆さんの健康の ＆ 子どもの健やかな発達の ヒントがあります。
『 せっかくね 肉体あるなら 使いましょ♪ 』